Matrox RT Readmeファイル
2001年9月10日
本文書は、Matrox Video Tools バージョン 3.1と共に使用される
Matrox RT2000/Matrox RT2500 および他社製の関連プログラムの修正方法、操作上の制約事項について説明します。新しい機能の一覧およびその他本リリースに関する情報については、Matrox
RT リリースノートを参照してください。
注意:
- 特に明示されない限り、本文書では、Matrox RT とは
Matrox RT2000 と Matrox RT2500 の両方を意味します。
- 本文書をお読みになるには、Microsoft Internet Explorer5 をご使用ください。他のブラウザでは正しく表示されないことがあるかもしれません。
目次
Matrox
Video Toolsバージョン 3.1の更新
Matrox Video Tools 3.1 は、下記の Matrox Video Tools 3.0 サービスパック
1 からの更新修正に加え、幾つかの新規機能を備えています。
-
Premiere のマスタレベルコントロールを調整することにより、ご希望の結果を達成することが可能となりました。(Ref#
23335)
-
Matrox 2D/3D DVE に回転を適用すると赤い画素が発生していましたが、この問題は修正されました。(Ref#
23345)
-
Matrox パーティクルまたはページカール エフェクトを適用すると黒い線が表示されていましたが、この問題は修正されました。(Ref#
23346 & 23806)
-
Matrox ディストーションエフェクトのクリップにピンクの縁ができることがありましたが、この問題は修正されました。(Ref#
23805)
-
クリップのプレビューに使う Premiere のJ、K、Lのキーボードショートカットは、デュアルプロセッサでもサポートされるようになりました。
(Ref# 23347)
-
書き出し機能が改良され、次の操作中に、ディスクがいっぱいというエラーメッセージが発生することがなくなりました。
-
Adobe Premiere のビデオエフェクトなど、ノンリアルタイム ソフトウェア エフェクトによるタイムラインを書き出しする際。
(Ref# 23398)
-
連続して書き出しをする際。 (Ref# 23450)
-
多くのクリップを含むテープのスキャンを長く行なっても MediaTools は中断されません。(Ref#
23377)
-
Premiere と他のプログラムを切り換えた時に音量が低下しましたが、この問題は修正されました。
(Ref# 23380)
-
アルファキーが適用されている .tga ファイルに白い枠が現れなくなりました。(Ref#
23400)
-
リアルタイムまたはノンリアルタイムのいずれのトランジションを適用しても
Adobe Premiere トランジションの反転設定を適用したのと同じ結果が得られます。
(Ref# 23477)
-
Adobe Premiereで、ESC を押して S ビデオキャプチャを中止する際の速度がより速くなりました。(Ref#
23526)
-
Matrox リアルタイムプラグインの改良により、Premiere の低速、凍結の問題が解決されました。キーフレームされた
Matrox エフェクトを多く含む長い Premiere のタイムラインで遅延が起こる場合は、Premiere
の取り消し回数を2回以下にします。これには、編集 > 環境設定 > 自動保存と取り消し
> ヒストリー/取り消し回数、を選択します。この変更を実行するには、Premiere
を再起動する必要があります。(Ref# 23531)
-
Matrox リアルタイムプラグインにより、DV-1394 デバイスにテープがないという誤ったエラーメッセージが表示されていましたが、この問題は修正されました。テープが挿入されていることを確認するメッセージが表示されたら、OKをクリックして操作を続行します。
(Ref# 23564)
-
Premiere 実行中、Matrox VFW (Video for Windows) codecs の color
space conversion オプションを変更しても、Premiere およびコントロールパネルが停止することがありません。(Ref#
23375 & 23778)
-
.tga ソースファイルが、RAID コントローラ(例えば、HighPoint コントローラ)に保存された場合、Premiere
でオーガニックワイプが破損することがありましたが、この問題は修正されました。
(Ref# 23822)
-
キャプチャしながら録画している際、Premiere のムービー キャプチャ ウィンドウが、検索中という表示をすることがありましたが、この問題は修正されました。(Ref#
23863)
-
Premiere で、Matrox DV デバイスコントロールを使って、close-ended (開始と終了の間が短い)アナログキャプチャが問題なくできるようになりました。(Ref#
23881)
-
クロップ設定を適用すると黒い線が現れていましたが、これは修正されました。(Ref#
23211)
-
システムによっては、Premiere のタイムラインのプロジェクトから、黒い点滅が頻繁に現われることがありましたが、この問題は修正されました。(Ref#
23851 & 23957)
-
Sony DHR-1000 などの古い DV-1394 デバイスを使用しても、1394 インタフェースを使って素材を録画することができるようになりました。
(Ref# 23453)
-
ある種のデバイス(例えば、Sony TRV-900)からロックなしのオーディオをキャプチャすると、非同期がおきましたが、この問題は修正されました。(Ref#
23498)
-
Matrox MediaTools を使ってスキャン、キャプチャを行なうと、ビデオがプレビューウィンドウに映らないことがありましたが、この問題は修正されました。(Ref#
23862)
-
PALシステムで、タイムラインをスクラブするとオーディオがなくなることがありましたが、この問題は修正されました。(Ref#
23908)
-
レンダリング・スクラブ(すなわちタイムルーラーの編集ラインをドラッグしながら、Alt
を押して、適用されたエフェクトをプレビューすること) の後に、Premiere タイムライン上をスクラブした場合に起きる遅延が少なくなりました。(Ref#
24056)
-
ビデオドライブのサブフォルダに Premiere プロジェクトを保存しても、ファイルが使われていますというエラーが表示されなくなりました。
(Ref# 24066)
-
Matrox 全般設定ダイアログボックスのエクスポート中にビデオのプレビューを有効に設定オプションをクリアした後の遅延が少なくなりました。(Ref#
24133)
-
プロジェクトのトリミング後、新規プロジェクトの画質が向上しました。 (Ref#
24078)
-
Matrox Video Tools バージョン 3.0 対応サービスパック1のプレビュー(beta)リリースをインストールすると、Premiere
でオーディオが無音になるという問題は修正されました。(Ref# 24003)
-
Matrox エフェクトのクリップに Adobe Premiere のf ade (フェード)を適用しても歪むことがなくなりました。(Ref#
24243)
-
Matrox 2D/3D DVE エフェクトに適用される影は、クリップの縁に、均整に表示されるようになりました。(Ref#
24051)
-
Matrox カラーライゼーションを作成する際、Dud エフェクトを選択しても、クリップに望ましくない明るさが適用されることがなくなりました。
-
Sony DHR-1000 (PAL) に関する下記の問題についても考慮されています。
-
MideaTools とA dobe Premiere を用いて作業する際、コミュニケーションを失うことがありましたが、この頻度はすくなくなっています。(Ref#
23944 & 23952)
-
バッチキャプチャの失敗、ムービーキャプチャウィンドウが表示されないという問題の頻度はすくなくなっています。(Ref#
24582)
-
DV フォーマットにエクスポートする際の様々な問題(例えば、アーチファクト、スムーズでないビデオの原因となるフレームの繰返しや損失)は解決されました。(Ref#
24361, 23934, 24320, 24171)
-
Inscriber .icg ロールを編集する際およびプレイバックする際起こるファイルの破損の問題は修正されました。(Ref#
24190)
-
新しくキャプチャしたクリップをタイムラインにドラッグする際、Premiere がシャットダウンすることがありましたが、この問題は修正されました。(Ref#
23225)
-
部分的にカットされたタイムラインを、Premiere で、MPEG-2 エクスポートする際、ファイルが見当りませんというエラーメッセージが現われたり、エクスポート作業がフリーズして失敗したりすることがありましたが、この問題は修正されました。(Ref#
24378 & 24524)
-
Windows Me で RT2500 を使用する場合、ATI Radeon VE ディスプレイカードの使用が認められました。ご使用のマザーボードやシステムと、ディスプレイカードとの互換性を常に確認し、関連する問題についての文書を読むことは、重要なことです。弊社のサポートウェブサイトhttp://www.matrox.com/videoweb/japan/support
RT2500 推奨システム条件のセクションを参照してください。(Ref# 24269)
-
システムによっては(例えば、Via Apollo Pro 133A チップセットを使用する
Abit VP6 マザーボード)、バッチキャプチャの際、Premiere が応答しないという問題が頻繁にありましたが、この問題は修正されました。(Ref#
24076)
-
Windows 2000 デュアルプロセッサシステム上で、DVDit! LE を使用する際、システムが不安定になることがありました。最新版の
DVDit! LE はこの問題について考慮しています。最新版 DVDit! LE をダウンロードするには、弊社ウェブサイトhttp://www.matrox.com/videoweb/japan/support
のソフトウェア
アップデートセクションをご覧ください。
操作上の制約事項
Matrox Video Tools バージョン 3.1 に付随する Matrox RTハードウェアおよびソフトウェアの使用には、次の制約があることをご了承ください。
Adobe
Premiere および Matroxリアルタイムプラグイン
-
ビデオドライブの空きが少ない状態で、キャプチャまたはエクスポートすると
Premiere に重大なエラーが生じることがあります。ファイルにキャプチャまたはエクスポートする前にビデオドライブに充分な空きがあることを確めてください。
-
システムによっては、テープにエクスポートすると、エクスポートされたクリップに灰色と白色のブロックが現われることがあります。(Ref#
24747)
-
ある種の PAL システムでは、Premiere タイムラインのループプレイバック中にロスが生じることがあります。(Ref#
24427)
-
Premiere で多くの DVCPRO PAL クリップをバッチキャプチャすると、ファイルが破損することがあります。Premiere
で単一クリップをキャプチャする場合、あるいは、MediaTools を用いてバッチキャプチャする場合は、問題はありません。(Ref#
24801)
-
Premiere のバッチ処理ユーティリティを使用して、グラフィックファイルを.aviファイルに変換すると
Premiere がクラッシュすることがあります。(Ref# 24727)
-
MPEG-2 I-frame フォーマットにエクスポート中、ディスクがいっぱいという誤ったエラーメッセージが、Premiere
に表示されることがあります。(Ref# 24740 & 24799)
-
プロジェクトを書き出し中、ディスクの空き容量が不足しても、ディスクがいっぱいという警告メッセージは表示されません。エクスポート開始以前に、ディスクに充分な空き容量があることを確認してください。書き出し完了後、A/V
ドライブに少なくも 50 MB の空き容量がある必要があります。
-
プロジェクトを .avi ファイルに書き出し中、ディスクがいっぱいというエラーメッセージが表示されることがあります。この場合、システムドライブと
A/V ドライブをデフラグし、書き出しを再開してください。
-
Adove Premiere を実行中、スクリーン解像度を変更すると、ブレイクアウトボックスからのアナログ出力に問題が生ずる可能性があります。スクリーン解像度は、常に、1024x768
に保持することをお勧めします。どうしても変更する必要がある場合は、Premiere
を閉じてから変更してください。
-
キーフレームされた Matrox エフェクトを多く含む長い Premiere タイムラインに遅延が起こる場合は、Premiereの取り消しレベルの回数を2
回以下にします。編集 > 環境設定 > 自動保存と取り消し > ヒストリー/取消しレベル、を選び取消しレベル数を設定します。システムのメモリ
(RAM) を増加するとPremiere の取り消しレベルを増やすことができます。この変更を実行するには、Premiere
を再起動する必要があります。(Ref# 23531)
-
Premiere でファイルにエクスポートする前、プロジェクトをエクスポートするのに充分な空き容量があることを確めてください。エクスポート中ディスク容量が不足するとPremiereの機能が不安定または凍結することがあります。これを防ぐためには、空きディスク容量の警告レベルを高く(例えば100000
K)指定します。これにより、警告があった場合はファイルを削除し、エクスポートを続行できます。これには、編集
> 環境設定 > 全般および静止画 > ディスク容量の警告レベル、を選択します。(Ref#
23249)
-
Premiere のビデオにプリント機能は、ストーリーボード ウィンドウではサポートされていません。
-
Adobe Premiere で、ビデオとオーディオをテープにエクスポートする場合、エクスポートの終わりにノイズが入ることがあります。これを防ぐには、タイムラインの終端後に少なくとも2フレーム分のワークエリアバーを広げてください。
-
RT2500 で、アナログ入力を使用する Matrox プロジェクトプリセットを選択する場合、Proc
Amps 初期設定をアナログビデオ入信号に合うよう調整する必要があります。プロジェクト
> プロジェクト設定 > キャプチャ > Proc Amps、を選び、ヒュー、クロマ、レベル、設定のDef
(デフォルト) ボタンをクリックします。その後、プロジェクト設定ダイアログボックスで保存をクリックして新しいプリセットを保存します。(Ref#
21795)
-
Promise FastTrak 6 6など、システムモニタ ユーティリティ機能のある RAID
コントローラを使用している場合、タイムラインが遅かったり、Adobe Premiere
でキャプチャが凍結したりすることがあります。Windows のタスクバーのシステム
モニタ ユーティリティがアクティブになっている場合、これをオフにすると PCI
バスへの負担を低下できます。
-
16:9(ワイドスクリーン)クリップをMatrox RT プロジェクトにインポートする場合、プロジェクトのピクセル縦横比を正しく設定していても、Adobe
Premiere では標準 4:3 クリップと見なされます。そのため、16:9 クリップは、ゆがんだ縦横比でプロジェクトウィンドウに表示されます。また、モニタウィンドウのソース側も正しくない比で表示されます。しかし、プロジェクトの編集縦横比を16:9
(プロジェクト > プロジェクト設定 > 全般 > 詳細設定を選択)に設定すれば、ファイルに書き出しまたはテープ書き出しされたクリップは正しく処理、出力されます。
(Ref# 23442)
-
ビデオ再生中、他のウィンドウをムービーキャプチャウィンドウの上に移動させると、ムービーキャプチャウィンドウが不安定になり、リフレッシュに数秒かかることがあります。(Ref#
23250)
-
タイムラインで逆再生にJキーを使用している場合、再生がタイムラインの始めに来ると、オーデイオバッファの内容は循環(ループ)し続けます。
-
1394 インタフェースを通して素材をキャプチャまたは録画する場合、および、DV-1394
デバイスからアナログ入力(例えば、コンポジット入力など)をキャプチャする場合、Matrox
DV デバイスコントロールを使用することができます。DV-1394 入力に Matrox
DV プリセットを選択すると、Matrox DV デバイスコントロールは自動的に設定されます。
後でキャプチャ設定またはプロジェクトプリセットを変更して DV-1394 デバイスからでないアナログキャプチャ
(例えば、コンポジットからまたはSビデオデッキからのキャプチャ) を実行する場合は、編集
> 環境設定 > スクラッチディスクおよびデバイスコントロールを選び、デバイスコントロールがなしに設定されていることを確めてください。
-
Premiere のレンズ ディストーション ビデオ エフェクトを使用すると、レンズディストーションで選択した塗りつぶしの色(Fill
color)がプレビューおよび出力に黒く表示されることがあります。
-
Matrox VFW (Video for Windows) codec を使って、Premiere プロジェクトのビデオとオーディオを一緒にエクスポートする場合、オーディオファイルは.aviファイルに埋め込まれているので、Premiere
ではリアルタイムで再生できません。 これをリアルタイムで再生するには、ビデオとオーディオを別々にエクスポートするか、または、Matrox
ファイルコンバータを使ってエクスポートしたファイルを変換します。(Ref# 23257)
-
16:9 縦横比で編集すると、ある種の既成 Matrox オ ーガニックワイプは、形が歪んで表示されます。
例えば、円形のワイプは楕円形に表示されます。
-
Premiere の次の編集ボタンおよび前の編集ボタンを使ってモニタウィンドウのプログラム表示を変更すると、お望みの結果が得られないことがあります。(Ref#
23623)
-
Premiere を初めて起動し、プロジェクト設定を読み込みダイアログボックスでカスタムを選ぶと、ある種の項目は灰色にかわり選択できなくなります。これを防ぐには、Matrox プリセットの中の1つを使用します。(Ref#
22531)
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Matrox RT システムで編集する場合、プロジェクト設定内、キーフレームとレンダリングセクションのRAM からプレビューオプションはサポートされていません。(Ref#
22153)
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Inscriber .icg ファイルを含むプロジェクトで、Premier eのプロジェクトトリマーを使用するとコピーしたプロジェクトに空の.icg ファイルができることがあります。(Ref#
21596)
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Premiere のオーディオミキサが開いていると、Premiere の高速再生コマンド(〜を押すか、Lを1回以上押す)
は機能しません。(Ref# 22873)
-
クリップにトランスフォーム設定されたページカールトランジションに適用してソフトウェアのエフェクトを追加する場合、トランスフォーム設定はカールしたレイヤだけでなく、すべてのレイヤに適用されます。これを防ぐには、ページカールをトランジションでなくビデオエフェクトとして適用します。また .avi ファイルにソフトウェアエフェクトを適用したクリップをエクスポートすることができます。そしてクリップをページカールトランジションのソースとしてエクスポートします。
(Ref# 23031)
-
Matrox プロジェクトプリセットと SECAM 入力を使用している場合、アナログビデオ入信号の proc
amp 設定を調整する必要があります。 プロジェクト>プロジェクト設定 >
キャプチャ > Proc Amps を選び、ヒュー、クロマ、レベルおよび設定のデフォルト(Def)
ボタンをクリックします。(Ref# 23053)
-
Premiere で速度変更をすると、オーディオを失うことがあり、クリップまたはソースウィンドウからクリップを再生する場合ループ再生できないことがあります。しかしタイムラインから再生すると、オーディオは正しく再生されます。(Ref#
21432 & 23028)
-
ビデオドライブがフラグメント化していると、タイムラインにクリップを置いてからモニタウィンドウに表示されるまでに時間がかかる場合があります。定期的にデフラグを実行してください(最低1ケ月に1度)。(Ref#
21333)
-
Adobe Premiere で Matrox RT 以外の編集モードを使用している場合は、トランジション
パレットおよびビデオ エフェクト パレットに使用可能なリストとして表示されていても Matrox エフェクトがこれらを使用することはできません。(Ref#
21119)
-
Adobe Premiere で、2つのビデオレイヤと1つのトランジションから成るバーチャルクリップを作成し、それをビデオトラック2またはそれ以上に配置した場合や、そのバーチャルクリップにアルファチャンネルキーを追加した場合はリアルタイムで再生することはできません。(Ref#
20862)
-
デバイスを早送りまたは巻き戻しモードの状態で、Adobe Premiere でキャプチャを開始した場合、キャプチャしたファイルにアーチファクトが現れたり、Premiere が不安定になることがあります。必ず早送り、巻き戻しを停止してからキャプチャしてください。(Ref#
20535)
-
Adobe Premiere プロジェクトを開いてなくしたクリップの替わりを挿入する場合、元のクリップと同じ長さまたはそれ以上の長さのクリップで置き換える必要があります。元のクリップより短いクリップで置き換えると破損が発生し、プロジェクトを読み込みできないことがあります。
(Ref# 21170)
-
Windows サウンドレコーダなどの Adobe Premiere 以外のプログラムを使ってオーディオをキャプチャする場合、ソースデバイスのオーディオ出力を RT2000 または RT2500 ブレイクアウトボックスから切断して、これをサウンドカードの入力に接続する必要があります。 Adobe
Premiere でオーディオをキャプチャする場合には、オーディオ出力をブレイクアウトボックスまたはケーブルへ再接続することを忘れないようにしてください。
(Ref# 18591)
-
Adobe Premiere のスーパーインポジション トラックに置かれた .tga クリップにガベージマットまたはスプリットスクリーンエフェクトを適用する場合(透明度設定ダイアログボックスのサンプルエリアのハンドルを調整した場合)Matrox リアルタイムプラグインではこのエフェクトは無効となります。これに対処するには、グラフィックアプリケーションを使い、.tgaファイルを .bmp ファイルとして保存し、.bmp クリップにガベージマットまたはスプリットスクリーンエフェクトを適用します。このエフェクトにはレンダリングが必要です。
-
Adobe Premiere で単一フレーム TGA ファイルのリアルタイム再生には、ファイルの解像度が全画面表示
( NTSC方式 720x480 または PAL方式 720x576) に設定されている要があります。TGA 保存に圧縮または非圧縮オプションがある場合は、必ず非圧縮オプションを選択してください。(Ref#
17559)
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MS-DOS の全画面表示ウィンドウ(DOSシェル) はサポートされていません。全画面表示状態の MS-DOS ウィンドウを開くと、コンピュータを再起動するまで Adobe
Premiere を起動することができません。全画面表示でない MS-DOS ウィンドウはサポートされています。
(Ref# 17758)
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Adobe Premiere を起動してまたすぐに、Adobe Premiere ダイアログボックスの右上のXをクリックしてプログラムを終了すると、Premiere
はクラッシュしてしまいます。(Ref# 17865)
-
PAL方式では、Adobe Premiere の 後退フィルタと-100% 新規レート (クリップ速度)の両方ともクリップのフィールドを逆にします。(Ref#
17890)
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色パレットが、256色、High Color (16 bit)、またはTrue Color (32 bit)に設定された Adobe
Premiere タイトラーで作成されたタイトルに影がない場合、再生時にアーチファクトが残ることがあります。これを防ぐには、タイトルの形に影を追加します。(Ref#
18040)
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Matrox Infinite Capture を使い2 GBより大きいビデオクリップをキャプチャする場合、いくつかの .avi ファイルが作成されます。 Windows エクスプローラでこれらの.aviファイルのいずれかを右クリックし、プロパティを選ぶと、クリップの継続時間(デュレーション)が正しく表示されないことがあります。(Ref#
17887)
-
クリップの再生中、ウィンドウの右上にある最小化、元のサイズに戻す、閉じるボタンなどツールチップとしてポップアップするウィンドウボタン上でマウスを移動するとドロップフレームが発生します。(Ref#
17901)
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静止した 2D/3D DVE はトランジションとして使用するには適していません。例えば、2D
DVE の PiP Effect フォルダに一覧されている静的なエフェクトは1つのソースから他のソースへと切り換えられません。このエフェクトはビデオエフェクトとして適用されるよう設計されたもので、トランジションとして使うことはできません。(Ref#
18092)
-
Adobe Premiere でクリップをキャプチャまたはエクスポートする場合、ビデオドライブのエラー(ディスク容量を消耗するクラスタのロス、またはドライブのフラグメント化など)により問題が発生することがあります。例えば、クリップのキャプチャ、エクスポート中に紛失クラスタのためにディスク容量が足りなくなった場合、クリップを保存することができなくなり、Adobe
Premiere が不安定になることがあります。これを防ぐためには、ビデオドライブのデフラグを定期的に実行し、ドライブにエラーのないことを確めておきます。
(Ref# 18363)
-
Cinepak codec など Matrox 以外の VFW(Video for Windows)ソフトウェアcodec を使用して作成されたビデオクリップに Matrox エフェクトを適用すると、エフェクトが正しくレンダリングされないことがあります。この問題に対処するには、Matrox DV/DVCAM
codecなど、タイムラインと同じ圧縮形式の Matrox codec を使って、VFW クリップを .avi ファイルにエクスポートします。このエクスポートした.aviファイルでプロジェクトのクリップを置き換えます。こうするとクリップは
リアルタイムで再生でき、自由に Matrox エフェクトを適用できます。 (Ref#
18288)
-
クリップに Matrox ビデオエフェクトを適用するため、ビデオクリップを Adobe
Premiere のビデオトラック1からスーパーインポーズトラックへ移動する場合、エフェクトの下のクリップを表示するには、クリップにアルファチャンネルキーを適用する必要があります。クリップをスーパーインポーズトラックに直接置く場合はこの手順は不要です。
-
Adobe Premiere にて Matrox 全般設定ダイアログボックス (プロジェクト
> プロジェクト設定 > 全般 > 詳細設定)でプロジェクトにクロップ設定を適用した場合、同じクロップ設定を適用しいることを確かめて、クリップを Matrox
RT のタイムラインからエクスポートします。 Matrox プロジェクトとエクスポートのクロップ設定が異なる場合は、エクスポート完了後タイムラインに間違ったクロップが適用されます。正しい設定に直すには、プロジェクトを保存して、Premiere を一旦終了して、再起動します。(Ref#
18495)
-
クリップに番号付きマーカーを追加した場合、タイムラインのクリップにマーカー番号が表示されますが、モニタまたはクリップウィンドウでは表示されません。(Ref#
18036)
Adobe
PremiereとDV-1394デバイス
-
ビデオドライブに空きがない(空きが500 MB以下)場合、Premiere での DV-1394 キャプチャしたビデオが、NTSC または
PAビデオモニタではちらちらと表示されることがあります。ビデオドライブに充分な空きがあることを確めてからキャプチャしてください。
(Ref# 20609)
-
Windows 2000使用のシステムには、Adobe Premiere の DV-1394 デバイスコントロールを使って、クリップの多いバッチキャプチャリストからアナログキャプチャを行なうと、Premiere がクラッシュ、または Windows が自動的に再起動するシステムがあります。(Ref#
23364)
-
ムービーキャプチャウィンドウのタイムコードフィールドにタイムコードをキュー入力しても、DVデバイスがキュー状態になっている間はそのタイムコードは表示されません。
-
Windows 2000 システムで DV-1394 デバイスコントロールを使用している場合、Premiere の前のフレームまたは次のフレームにボタンをマウスで押したままにしても、DV デバイスは連続してフレームを送りません。その代り、キーボードショートカットを使うと正確にフレームを前後に移動することができます。
-
DV-1394 デバイスコントロールは、スロー再生またはリバーススロー再生コマンドをサポートしません。
(Ref# 23046)
-
DV-1394 ムービーキャプチャを実行中、ムービーキャプチャ ウィンドウおよび、NTSC またはPAL ビデオモニタで
クリップがフリーズすることがあります。しかしキャプチャしたクリップには問題はありません。(Ref#
20883)
-
DV-1394 バッチキャプチャを実行中、ムービーキャプチャ ウィンドウでビデオが表示されない場合があります。バッチリストの次のクリップの最初から表示が再開されます。
(Ref# 21026)
-
DV-1394 デバイスコントロールを使ってアナログバッチキャプチャを行なうと、キャプチャされたクリップがフレームが数個ずれることがあります。この差異を埋めるには、キャプチャ設定ダイアログボックスでタイムコードオフセットを手動で調整します。詳しくは、Adobe
Premiere のユーザガイドを参照してください。(Ref# 21355)
-
オープンエンドキャプチャを開始時に DV-1394 デバイスが停止または中止モードの場合、キャプチャしたファイルの最初の部分にオーディオとビデオのフレームが繰り返されることがあります。再生モードになっていることを確認してキャプチャを開始してください。
(Ref# 21171 & 20911)
-
Adobe Premiere のムービーキャプチャウィンドウのタイムコード(go
to)機能のダイアログボックスに、最後のフレームより大きい番号を入力すると、テープの最後に正しいキューが入りません。(Ref#
17998)
-
DV-1394 デバイスコントロールでは J をリバース再生のキーボードショートカットとして使えません。代りにシャトルスライダを使用します。
(Ref# 18028)
-
DV-1394 デバイスコントロールを使用している場合、テープの最後の部分では後退シャトルは機能しません。数秒間巻き戻してからこのシャトル機能を使用します。
(Ref# 17211)
DVDit!
LEおよびその他のDVDオーサリングプログラム
-
DVDit! LE でリモートコントロールを使用して DVD タイトルのプレイバックをシミュレーションする場合、NTSC または PAL モニタにビデオは表示されますが、グラフィック(例えば、背景、ボタンなど)は表示されません。しかし、コンピュータの画面でのシミュレーションではビデオとグラフィックの両方とも表示されます。
-
Matrox MPEG-2 IBP ファイルを、DVDオ ーサリングプログラムにインポートする場合、シーケンス
エンド コードが見つかりませんという警告メッセージが表示されることがありますが、このメッセージは無視しても構いません。また、これはファイルの作業には問題はありません。(Ref#
22142)
-
DVDit! LE でリモートコントロールを使用してプロジェクトをプレイバックすると、プレイバック開始時に数秒間ビデオがフラッシュすることがありますが、
DVD プロジェクトの仕上がりには影響はありません。
-
DVDit! LE タイムラインからクリップをプレイバックする場合、クリップの最後までプレイバックしてしまうと、再生ボタンは使用できなくなります。
-
Adobe Premiere と DVDit! を同時に開くとシステムが不安定になり、コンピュータの再起動が必要になります。
(Ref# 21397)
-
DVDit! LE のインストール後、Windows 98 SE あるいは Windows Me を再起動すると、システムによっては、fatal
exception という問題がおきたり、システムがハングすることがあります。 fatal
exception は、SCSI1HLP.VXD とも呼ばれます。システムハングは、通常 Windows の起動時の最終段階に発生します。この問題は、Windows には I/O(入出力)チェーンに対して、同時に読み込みできる仮想デバイスドライバが7つに限定されていることに起因します。この内、Windows は4つのスロットを、DVDit! は1つのスロットを使用します。他のデバイスをシステムに搭載すると、この7つの制限数を越えてしまうことがあります。SCSI1HLP.VXD ファイルとは、Windows のスタンダードなファイルで、非常に古い SCSI-1デバイスとの交信に使われます。 SCSI1HLP.VXDに異なる拡張子を追加してファイル名を変えて(例えば、SCSI1HLP.VXD.OLD)、Windows を再起動すると、すべての
CDデバイスおよびほとんどの SCSIデバイスが使用できるようになります。 SCSI1HLP.VXD は、ディレクトリ Windows\System\IOSUBSYS にあります。
インストールおよび一般操作
-
Matrox Video Tools をインストールする際、Windows エクスプローラが開いていると、インストールプログラムがエクスプローラの後ろに隠れて見えないことがあります。Windows
エクスプローラおよびその他の Windows プログラムを閉じてから、Matrox Video
Tools をインストールしてください。(Ref# 21279)
-
Adobe Premiere 6.0をインストールする場合、標準インストールまたはカスタムインストールのいずれかを選びます。カスタムインストールを選択する場合は、Adobe
Online が選択されていることを確めてください。選択されてないと、TitleExpress
CD から Inscriber TitleExpress をインストールをする際、問題が生じることがあります。(Ref#
23387)
-
Windows 2000 に Matrox Video Tools をインストール後、ショートカットアイコン上の矢印が破損することがあります。いくつかのメーカーは、破損アイコンを修復するユーティリティを提供しています。Microsoft
のユーティリティである Tweak UI がその一例で、このユーティリティは、Microsoft
ウェブサイトhttp://www.microsoft.comでダウンロード可能です。
-
Matrox RTシステムで、ネットワークを通してファイルにアクセスする場合、先にネットワークドライブをマップしておく必要があります。これには、Windows
エクスプローラのネットワークドライブの割り当てを使用します。(Ref#
17567)
-
Windows コントロールパネルのデバイス マネージャ ダイアログボックスから
Matrox RT デバイスドライバを削除後、Matrox Video Tools を削除するとシステムがクラッシュします。
Matrox RT デバイスドライバを削除する場合、Matrox Video Tools を最初に削除してください。(Ref#
17354)
-
A/V ドライブには複数のパーティションは作成できません。各 A/V ドライブには1つのパーティションのみ可能です。
(Ref# 18095)
-
コンピュータを再起動する場合、 オーディオ入力/出力が、RT2000 ブレイクアウトボックスまたは
RT2500 ブレイクアウトケーブルに接続されていると、ブレイクアウトボックスまたはケーブルを通して出力デバイスから、オーディオが聞こえることがあります。(Ref#
18091)
Matroxファイルコンバータ
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MPEG-2 IBP + WAV --> MPEG-2プログラムの変換タイプで Matrox ファイルコンバータを使用するとファイル変換のが未完了に終わります。これを防ぐには、.wav
ファイルに対してオーディオソースフォルダが正しく指定されていることを確認してください。
(Ref# 23407)
Matrox MediaTools
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ある種の DVCAM デバイス上で、MediaTools を用いてスキャン/キャプチャを実行した場合、クリップの最初のフレームが前回のクリップと同じであることがあります。
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MediaTools において、DV-1394 デバイスがすでにテープを再生している最中に、キャプチャを実行すると、テープの再生は続行しても、タイムコードの表示がフリーズすることがあります。この場合、キャプチャ自体には影響はありません。(Ref#
24718)
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インポイントおよびアウトポイントを指定しないでキャプチャを実行した場合、クリップリストは、不正確なインポイントとクリップの継続時間を表示することがあります。しかし、キャプチャされたクリップの実の継続時間は正しいものです。
(Ref# 23281)
Matrox Video
Player
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Matrox Video Player は 2 GB( ギガバイト)以上の .avi ファイルをサポートしません。(Ref#
22839)
MetaCreations
Bryce 4 プログラム
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MetaCreations Bryce 4 プログラムを使って Matrox VFW (Video for Windows)codec
でレンダリングすると、MetaCreations Bryce 4 プログラムが中断することがあります。(Ref#
18270)
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